大井町で家庭ごみを出すなら、決められたルールを守って適切に出しましょう。粗大ごみはそれほど頻繁に出すようなごみではないので、最近大井町で暮らし始めた人ではなくても、出し方や手順などまだ知らないという人がいるかもしれません。
いざという時に困らないように大井町の粗大ごみの出し方や手順、手数料について解説し、さらにお得な粗大ごみの出し方についても紹介しましょう。
目次
大井町のごみの正しい出し方について
粗大ごみを含め、大井町の家庭ごみの出し方にはつぎのようなルールがあります。
ごみを出す時間は?
収集日の朝8時30分までに決められた収集場所に出します。前日や夜間のうち、指定時間以降に出すことはNGです。
ごみを回収する時間は?
ごみの回収を行う時間は、朝8時30分~16時までです。
収集場所ごとに毎回ほぼ同じような時間帯に回収されますが、ごみの量が多い場合は通常午前中に回れる場所でも午後からになることがあります。16時を過ぎてもまだ回収されない場合、大井町の生活環境課(電話:85-5010)まで連絡しましょう。
ごみを出す場所は?
居住している地域によって異なるので、自治会やアパートの管理者に問い合わせてください。決められた場所以外にごみを出すことはできません。また、ごみの収集場所は各自治体の持ち物なので、ルールを守って清潔に利用する必要があります。
ごみの種類別の出し方
大井町では、ごみの種類を「燃やすごみ」「不燃ごみ」「粗大ごみ」「有害ごみ」に分別するほか、資源ごみとして種類別に分けてリサイクルもしています。
ごみの種類別の出し方について説明します。
燃やすごみ
月曜日・木曜日に収集する地区と、火曜日・金曜日に収集する地区とがあります。対象となるごみは、生ごみやビニール、ゴム、プラスチック製品などのほか、リサイクルに回せない汚れた古紙や繊維類なども含まれます。
町指定のごみ袋に入れて出しますが、サイズが大きいもの、長いものは30cm程度に切断する必要があります。量が多い場合は収集場所に出さず美化センターに自己搬入します。
不燃ごみ
毎月第1~第4までの月曜日が不燃ごみの収集日で、地区ごとにいずれか1回収集を行います。不燃物は一辺が50cm以内のサイズとし、それ以上になる場合は粗大ごみとして出します。対象となるごみは、なべ・やかん・フライパンなど金属の調理器具や金属のおもちゃ、菓子缶、スプレー缶、オイル缶、小型家電製品、瀬戸物やガラス類などです。
粗大ごみ
粗大ごみは一辺の大きさが30cm以上ある「燃やすごみ」と、50cm以上ある「不燃ごみ」で、ごみ収集場所に出すことはできません。これらの条件に該当するごみでも、特定家電品や自動車部品など大井町で収集できないものもあります。
粗大ごみの出し方や手順については、後ほどくわしく解説します。
有害ごみ
有害ごみは毎月第3木曜日に収集するごみで、対象となるのは電球形も含む蛍光灯・乾電池・充電式電池・ボタン電池・水銀が含まれている体温計や温度計です。燃やすごみや不燃ごみとは違い、有害ごみは特定収集場所まで持って行く必要があります。
特定収集場所は住んでいる地域によって異なるので確認してください。
資源ごみ
リサイクルするために分別して収集するごみです。資源ごみにはつぎの種類があります。
資源ごみ
- 古紙、布
- カン
- ビン
- ペットボトル
- 容器包装プラスチック
いずれも分け方や出し方のルールがあるので、確認し適切に出すようにしてください。
粗大ごみの出し方と手順について
上記でも説明したように、粗大ごみは一辺の大きさが30cm以上ある「燃やすごみ」と、50cm以上ある「不燃ごみ」です。具体的にどのようなごみが対象になるのか、大井町では「ごみの分別辞典」というサイトを提供しているので、そちらで確認することができます。
粗大ごみはごみ収集場所に出すことができず、粗大ごみ処理を受け付けている美化センターに直接持ち込むか、粗大戸別ごみ収集に申し込んで回収してもらいます。
美化センターに直接持ち込む方法
美化センターに持ち込む場合、処理してもらいたい粗大ごみの種類によって場所が異なるので注意が必要です。
・可燃ごみの場合
大井美化センター 大井町柳540
・不燃ごみの場合
中井美化センター 中井町岩倉490-1
搬入できる時間は両センターとも共通で、火曜日~金曜日の9時~10時30分までと13時~15時30分まで、土曜日は第1と第3のみ受け付けており時間は9時~10時30分までです。
日曜祝日と、月曜日も搬入できないので注意してください。また、事業系のごみの場合は平日のみ対応しています。手順はつぎのとおりです。
- 搬入する前日までに足柄東部清掃組合(電話:0465-83-1554)に連絡し予約する
- 当日受付で身分証明書を提示する
- 職員の指示に従い粗大ごみを置く
当日の持ち込みはできませんから、必ず前日までに電話連絡し予約するようにしてください。
粗大戸別ごみ収集に申し込む方法
収集は月に2回、庭先や玄関前など自宅まで収集に来てもらうことができますが、自宅の中から粗大ごみの搬出は行いません。また、事業系の粗大ごみを戸別収集してもらうことはできません。
粗大戸別ごみ収集を利用する場合の手順はつぎのとおりです。
- 大井町の生活環境課(電話:85-5010)に電話で予約を行う
- 収集日が後日通知される
- 収集日当日の朝8時30分までに自宅前に粗大ごみを出しておく
予約申し込みは毎月5日か20日(閉庁日の場合は前日)までに行い、その月の下旬か翌月上旬に収集します。収集がいつになるかは、後日通知されます。また、戸別収集の場合は1回の申し込みで3個まで収集してもらえます。
大井町で粗大ごみを出す場合の手数料と注意点
大井町で粗大ごみを処分してもらう場合、自己搬入・戸別回収ともに手数料を支払う必要があります。
直接美化センターに持ち込む場合の料金は?
10kgまで250円で、それ以降はプラス10kgまでを区切りとし250円加算されます。
戸別収集の場合の料金は?
粗大ごみ1個につき、1,100円を支払います。
粗大ごみを出す際の注意点
家電リサイクル法の対象家電(エアコン・冷蔵庫や冷凍庫・洗濯機や衣類乾燥機・テレビ)やパソコンに関しては、粗大ごみとして受け付けることができません。また、自動車部品やオートバイ、ピアノやエレクトーンなど、粗大ごみとして受け付けられないものはほかにもあるので、「ごみの分別辞典」で確認するようにしてください。
スプリングが入っているベッドに関しては、解体しスプリングを取り外したもののみ受け付けてくれます。
大井町でお得に粗大ごみを出す方法もある?
大井町で粗大ごみを処分する方法は、自治体ということでそれほど高い手数料ではありせん。しかし、戸別収集なら1回の申し込みにつき3個までという制限があり、収集日も自分の都合に合わせてもらうことはできないでしょう。急ぎでたくさんの粗大ごみを処分する必要があるなら、ほかの方法を選ぶことになるかもしれません。
直接美化センターに持ち込むならある程度自分の都合に合わせられますが、粗大ごみを積むことができる車を用意し運転していかなければなりません。車を用意することができても、ごみの量が多ければ何往復もする必要があるでしょう。費用は安くても、自治体である大井町で粗大ごみを処分することは、人によっては難しいということになります。
自治体で処分するようなデメリットがなく確実に粗大ごみを処分できる、不用品回収業者に依頼するという方法もあるので、こちらを検討することもおすすめです。粗大ごみを1点だけ処分したい、という方なら割高になってしまうのですが、粗大ごみの種類を問わず家電リサイクル法の対象家電も含め、不用品・ごみをなんでも回収してくれます。
お得に利用できる積み放題プランなども用意されていますから、大井町で粗大ごみの処分をしたいなら不用品回収業者に問い合わせ見積もってもらってはいかがでしょうか。