引越し時に不用品回収もしたい?方法はあるの?

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引越し時に不用品回収もしたい?方法はあるの?

 

引っ越しの時は、一度に大量の不用品が出てしまいます。新居に合わせた家具を買いなおす。といった方も多いのでは無いでしょうか?また、引っ越し前に、とくに大きな家具や家電を処分することによって引っ越し費用も安く済みます。

 

この記事では引っ越しの時に出た大量の処分品を回収してもらう方法5選を紹介していきます。

 

引っ越し時の不用品回収方法6選

 

①引っ越し業者に引き取ってもらう

 

引っ越し業者の中には、引っ越しの時に同時に不用品の引き取りサービスを行っている業者があります。新たに業者を探す必要もなく一度に引っ越しと、不用品回収と同時に行ってくれてメリットしかないと思えますが、対応している業者数は少ないです。

 

なぜなら、不用品の処分を同時に行うためには、「一般廃棄物収集運搬許可」や「産業廃棄物処理業許可」等の許可を得る必要があります。この許可を取るためには、各都道府県と各市区町に届け出が必要です。1ヵ所で許可を得たとしても、県外、市外に引っ越しをすると、別な場所では回収・処分ができないのです。業者としても全国全ての各都道府県、各市町村に届を出すとなると相当な時間と労力を要してしまうのです。

 

そして、利用者側も利用する時には、このような許可を取得しているか必ず確認しましょう。もし許可を取得していない悪徳業者を利用してしまうと、不法投棄などに悪用されてしまう可能性があります。不法投棄は捨てた側だけでなく依頼した側にも罪が問われます。(不法投棄処理違反は5年以下の懲役もしくは1000万円の罰金が課せられることになります。)

 

ココに注意

トラブルに巻き込まれないためにも業者選びには注意が必要です。

 

②自治体に回収依頼する

 

引っ越し時に出た不用品はお住いの自治体で回収してもらえます。お住いの自治体のホームページで粗大ごみのページから検索することで、処分方法を確認することができます。自治体で依頼するときは電話で問い合わせる方法と、インターネットから依頼する方法があります。受付時間が平日のみという所が多く、回収日は自治体から指定されます。

 

また、時間の指定はできません。自治体で回収を依頼する場合は回数手数料として、事前に指定された金額の手数料の証紙を購入する必要があります。回収手数料の証紙はコンビニや郵便局で購入できます。証紙はシール形式になっており、名前や回収日を記載するようになっています。不用品の目立つ所に貼り、指定された回収場所まで運び出します。自治体での回収は回収できる数に上限があるところもあります。

 

また、持ち込みゴミに対応している自治体もありますが、事前に予約が必要な場合もありますので、自治体のホームページで確認しましょう。また、家電リサイクル法に定められたものは自治体では回収してもらえないので、家電量販店で必要な手数料を支払って処分してもらいます。家電リサイクル法に定められた家電と、それぞれの処分手数料の一例を挙げてみました。

 

処分手数料の一例

  • 液晶テレビ¥1870~
  • 冷蔵庫¥3740~
  • 洗濯機¥2530~
  • エアコン¥990~

 

手数料には消費税を含みます。大きさによっても処分手数料は変わってきますので、詳しくは、一般財団法人家電製品協会ホームページを確認してみてください。

 

③リサイクルショップに持ち込む

 

状態の良い家具、家電、洋服やベビー用品、おもちゃであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえます。大量に持ち込むことによって、価格を上乗せしてくれる場合もあります。出張買取に対応している店舗や、洋服や古本などは、配送で受け付けてもらえる店舗もあるので、大量の不用品を持ち込む必要もなくなります。

 

また、リサイクルショップでは、価格が付かなかったとしても、そのまま持ち帰る必要なく、お店側で処分してくれる店舗もあります。少しでも現金化してみたい人は試してみてください。

 

④フリマアプリやジモティを利用する

 

メルカリなどのフリマアプリを利用する方法もあります。フリマアプリでは、リサイクルショップよりも高値で買い取ってもらえることが多いです。不用品の写真を何枚か撮影し、利用者とのやりとりや、梱包、配送などは全て自分でやる必要があるので、これらの作業が苦手でなければ試してみましょう。また、メルカリでは収益の10%が、販売手数料として徴収されます。

 

ジモティ掲示板を利用する

ジモティ掲示板では引き取りに来てもらえば、「中古品を格安/激安/無料で/あげます」といった掲示があります。大きな不用品は持ち運ぶことに一苦労しますが、ジモティで利用者に引き取ってもらえば、運び出す必要もなくなり負担が軽減できます。1点ずつ出す必要もなく、例えば「家電3点セット(冷蔵庫、TV、電子レンジ)」といった1人暮らしに必要な物をセット品で出品することもできます。

 

いくら無料とは言え人に譲るのですから、汚れをきれいにしたり、できるだけ状態を良くしておく必要があります。

 

⑤家具購入店、家電量販店で引き取ってもらう

 

新しい家具を購入したお店で、不要な家具の引き取りサービスを行ってる店舗もあります。ネット通販でも購入時の引き取りサービスに対応してくれる店舗もあります。

 

例えばニトリの新生活応援キャンペーン期間中であれば、購入金額合計15万円以上で引き取りを無料で行ってくれます。ニトリ以外の家具も引き取ってくれます。キャンペーン期間外であれば¥4400の引き取り手数料がかかります。ソファやベットなどの大きな家具を買い替えるときは嬉しいサービスですね。

 

また、Amazonでは大型家具・家電設置回収サービスを行っています。対象商品に限りますが、注文した商品と同等・同数までであれば、手数料無料で回収してもらえます。家電量販店では買い替えであれば下取りに出すことによって新しく購入する家電を値引きしてもらえます。例えばヤマダ電機の下取り価格の目安は以下の通りです。

 

ヤマダ電機の下取り価格

  • 冷蔵庫→5500円~33000円
  • テレビ→3300円~55000円
  • 洗濯機→3300円~33000円
  • クリーナー・掃除機→1100円~6500円
  • レンジ→1100円~5500円
  • 炊飯器→3300円~11000円

 

また、購入時には下取り価格にプラスしてポイントも進呈して貰えますのでお得に新しい家電が購入できます。

 

⑥メリットが多い!不用品回収業者に依頼する

 

①~⑤の内容のデメリットを挙げるのであれば「時間がかかる」ことです。

 

①の方法では、一つの業者で全てお任せできるので手間がかからないと思いますが、前述した通り、業者の数が少ないです。価格の比較検討が難いので相場が分かりません。

 

②の方法では、自治体での回収依頼から回収日まで時間がかかるということです。また、大量の不用品を屋外まで運びだす必要がありますので女性の1人暮らしの場合ですと限られたものしか回収依頼できません。

 

③④の方法では、状態のいいものしか依頼が出来ないので回収してもらえるものも限定的になります。

 

⑤の方法では、購入品と同等、同点数である必要があるので他の物は引き取ってもらえません。

 

不用品回収業者であれば、何点でも、どんなものでも、引き取ってもらえます。回収日時の融通もきき、家の中から運び出してもらえます。不用品が多くある場合は、不用品回収業者の利用を検討してみてはどうでしょうか。

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