日々の生活の中で、不要になった家具や家電製品などの大型の廃棄物を処分する必要が生じることがあります。
しかし、適切な手順を踏まなければ、環境や周囲の住民に悪影響を及ぼす可能性があります。以下では、粗大ごみの分類方法や収集日程、回収方法など詳細な情報を提供しています。
地域の美しさと健康な環境を維持するために、私たち一人一人が適切な廃棄物処理に努めましょう。
目次
粗大ごみとは
港南区含め、横浜市での粗大ごみとは「家庭から出されるもののうち、一番長い辺が金属製品で30cm以上のもの、それ以外(プラスチック商品、木製品など)で50cm以上のもの」とされています。
これらを事前申込みにより、有料で収集しています。
自治体の粗大ごみの出し方
港南区で粗大ごみを回収・処分するには、戸別回収と持込み処分の2つの方法があり、いずれの場合も必ず事前に申し込む必要があります。
申込み方法としては、LINEやチャット、インターネット、電話などで受け付けています。LINE及びチャット、インターネットは、こちらのサイトより申し込むことができます。
電話での申し込みは、下記の電話番号で受け付けています。
電話番号
粗大ごみ受付センター:0570-200-530(ナビダイヤル)
携帯電話やIP電話などの定額制や無料通話などの通話料割引サービスを利用される方は、045-330-3953です。
月曜日~土曜日(祝日を含む)午前8時30分~午後5時
※日曜日、年末年始(12月31日〜1月3日)はお休みとなります。
聴覚・言語に障害のある方向けには、FAXでの申し込み・問い合わせが可能です。
FAX番号:045-550-3599
申し込みにあたっては、住所や名前、出す品物の品名、材質、大きさ、個数などを明記の上、FAXで送信してください。
戸別回収
粗大ごみを、自宅前の道路際や指定された集積場所に出し収集してもらう方法です。
まず、前記したサイト経由か、電話(例外的にFAX)にて申し込みを行います。
排出場所については、申し込み時に確認してください。受付から収集までには、約2週間程度かかります。申し込み時に確認した粗大ごみ処理手数料を、市内で指定された金融機関や郵便局、コンビニなどで支払います。
支払い時に、領収書と収集シールを受け取ります。領収書には日付印が必要であり、受け取る際に確認してください。
また、領収書は収集が完了するまで必ず保管しておきましょう。収集シールには使用期限がなく、不要になった場合は次回に使用できます。ただし、今後使用しない場合は自治体に相談してみましょう。
収集シールを破損または紛失した場合、再発行はできないので注意が必要です。
収集シールは、スリーエフや生活彩家、セブンイレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、ローソンなどのコンビニで購入できます。粗大ごみの見やすい箇所に収集シールを貼り、収集日当日の朝8時までに出します。なお、雨の日でも収集は行われます。
持込み処分
市内には、粗大ごみを直接持ち込むことができる自己搬入ヤードが4か所あります。名称や所在地については、こちらのサイトで確認することができます。
持ち込み処分を利用する際にも、受付センターで事前に申し込みが必要です。処理手数料は、市が収集する場合と同様の料金となります。事業活動によって生じる廃棄物(事業系ごみ)や市外からの持ち込みは、粗大ごみとして受け付けることができません。
その防止のため、粗大ごみ自己搬入ヤードにて、運転免許証や車検証の提示を求められることがあります。なお、高齢者や障害者、要介護認定者など、粗大ごみを持ち出すことができない方には、屋内からの収集制度があります。
詳細はこちらのサイトで確認できます。
粗大ごみ手数料
こちらのサイトに、粗大ごみ手数料について、50音別に記載されているので、参考にしましょう。
粗大ごみの品目によっては、サイズや材質によって手数料が異なる場合があります。そのため、粗大ごみ受付センターで手数料が確定した後、収集シールを購入するようにしましょう。
自治体で処分できないもの
収集できないごみについての詳細は、「市が収集できないごみの排出方法」で確認することができます。
自治体以外で粗大ごみをお得に処分する方法
自治体の粗大ごみ処分サービス以外で、お得に粗大ごみを処分する方法について、メリット・デメリット含めてご紹介します。
リサイクルショップへ持ち込む
リサイクルショップへ粗大ごみを持ち込むメリットは、不要な物を処分できることやリサイクルによる資源循環の促進などが挙げられます。
しかし、粗大ごみのサイズや量によってはリサイクルショップで受け付けられない場合があります。
また、処分費用がかかる場合や買取額が低い場合もあります。事前に処分できるかどうかや買取価格について確認することが大切です。
不用品回収業者に引き取ってもらう
粗大ごみを不用品回収業者に引き取ってもらうメリットは、手間がかからずとても便利なことです。また、業者によっては回収後のリサイクルや再利用を行い、環境にも配慮しているところもあります。
一方、デメリットとしては、回収に費用がかかることや業者によっては悪質なものもあり、処分先が不適切であったり、料金が不当に高かったりする場合もあることです。
そのため、事前に信頼できる業者を選ぶことが大切です。
フリマアプリで販売する
フリマアプリで粗大ごみを販売するメリットは、処分費用が発生しないことや自宅で手軽に売却できます。また、廃棄物として処分するのではなく、誰かに再利用してもらえるので、環境にも優しい方法です。
一方、デメリットとしては、売却に時間がかかる場合があり、取引相手とのやり取りや商品の受け渡しに手間がかかることが挙げられます。
また、商品の状態や価格設定によっては、売れない場合があるため注意が必要です。
まとめ
以上、港南区の粗大ごみの処分方法について紹介しました。
ぜひ、この記事を参考にして、港南区での粗大ごみの処理をスムーズに行ってください。
粗大ごみの処分方法は、ここで紹介した方法以外にも存在します。
それぞれメリット・デメリットがあるので、状況に合わせて選択するようにしましょう。