横浜市磯子区の粗大ごみの出し方について手順や手数料などがご不明でしたら、この記事ではお得な処分方法とともに解説していますので、ぜひご参考としてお役立てください。
目次
磯子区の粗大ごみの出し方
磯子区の粗大ごみは原則、横浜市の回収または持ち込みで処分可能です。なお、横浜市では下記の条件に当てはまる家庭から排出される廃棄物を粗大ごみとしています。
ココがポイント
- 最も長い一辺が30㎝以上の金属製品
- 最も長い一辺が50㎝以上の木製またはプラスチック製品
ただし、上記の条件に当てはまっていても下記の品目は横浜市では中区を含めて粗大ごみとして処分できません。
処分できない品目
- 家電リサイクル対象品目(冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、エアコン、テレビ)
- 資源有効利用促進法対象品目(パソコン)
これらの品目については、販売・購入店またはメーカーに確認の上、適切な処分が必要です。では、具体的に磯子区では、どのような手順で回収または持ち込みで粗大ごみを出すのか解説します。
磯子区の粗大ごみ回収の手順
まず、磯子区の粗大ごみを回収で出す場合ですが、以下の手順で完結します。
- 粗大ごみ回収の申し込み
- 粗大ごみの手数料支払い
- 粗大ごみを回収場所に出す
申し込みから粗大ごみが回収されるまでの期間は約2週間です。各手順の詳細は以降をご参考になさってください。
磯子区の粗大ごみ回収の申し込み方法
磯子区では回収で粗大ごみを出す場合、はじめに粗大ごみ受付センターへ、LINE、チャット、インターネット、電話、FAXのいずれかの方法で申し込みを行います。それぞれの受付先は以下に掲載していますので、必要に応じてご利用ください。
受付先
- 横浜市公式LINEアカウント
- 横浜市粗大ごみチャットサポート
- 横浜市粗大ごみインターネット受付
- 一般加入電話用番号:0570-200-530(ナビダイヤル)
- 携帯電話・IP電話用番号:045-330-3953
- FAX番号:045-550-3599(聴覚・言語にハンディキャップをお持ちの方専用)
なお、電話は祝日を含む月曜日~土曜日の8:30~17:00の受付で日曜日と年末年始(12月31日~1月3日)は休業のため対応していません。また、月曜日、火曜日、祝日の翌日など混み合うことが多いため、スムーズな申し込みをご希望であれば、LINE、チャット、インターネットでの申し込みがおすすめです。
その他、FAXで粗大ごみ回収の申し込みを行う場合は、用紙に住所、氏名、FAX番号、粗大ごみ回収の品目、個数、サイズを記載して送信してください。
磯子区の粗大ごみ回収手数料の支払い方法
粗大ごみ回収の申し込み後は、指定の手数料を横浜市指定の金融機関、郵便局、コンビニなどで支払ってください。金額は後述します。
なお、粗大ごみ手数料を支払う際に領収書と収集シールが発行されますので、回収当日まで紛失や破損などないように保管しておいてください。また、領収書に日付印が押印されていないと、無効になってしまいますので、発行時によくご確認ください。
磯子区の粗大ごみを回収場所に出す方法
粗大ごみ回収の申し込みと手数料支払い後は、予約日に粗大ごみを所定の場所に出して回収完了です。当日は収集シールを粗大ごみに貼り付けて、必ず朝8:00までに出すようにしてください。基本的に横浜市は雨天でも粗大ごみ回収を行っています。また、原則、職員は宅内に入っての運搬等を行っていません。そのため、回収場所までご自身で運び出す必要があります。ただし、高齢者やハンディキャップをお持ちの場合は、回収申し込み時に相談可能です。
なお、ストーブやガスコンロを粗大ごみ回収に出す際は、危険防止のため燃料や電池を抜くように呼び掛けられています。
磯子区の粗大ごみ持ち込みの手順
つづいて磯子区の粗大ごみ持ち込みの手順についてです。こちらも回収とほぼ同様に以下の手順で粗大ごみを処分可能です。
- 粗大ごみ持ち込みの申し込み
- 粗大ごみの手数料支払い
- 粗大ごみ自己搬入ヤードへ粗大ごみの持ち込み
注意点として、横浜市では持ち込みも必ず事前に申し込みを行わないと粗大ごみを処分できません。それぞれの詳しい手順は以下にまとめます。
磯子区の粗大ごみ持ち込みの申し込み方法
磯子区で粗大ごみ持ち込みの申し込みを行う場合は、回収と同じく以下の方法で受け付けています。
受付先
- 横浜市公式LINEアカウント
- 横浜市粗大ごみチャットサポート
- 横浜市粗大ごみインターネット受付
- 一般加入電話用番号:0570-200-530(ナビダイヤル)
- 携帯電話・IP電話用番号:045-330-3953
- FAX番号:045-550-3599
その他、受付時間や注意点も回収と変わりません。なお、粗大ごみ持ち込みの申し込みの際に、持ち込む予定日や出す粗大ごみの個数も確認してださい。
磯子区の粗大ごみ持ち込みの手数料支払い方法
磯子区の粗大ごみ持ち込み手数料の支払い方法についても、回収と同じ方法で行います。当日の持ち込み時の支払いは受け付けていませんので、必ず事前に支払った上で、日付印が押印された領収書と収集シールを発行が必要です。発行された領収書と収集シールは、粗大ごみを持ち込む際に使用しますので、当日まで保管しておいてください。
磯子区粗大ごみを自己搬入ヤードへの持ち込み方法
横浜市磯子区の粗大ごみの持ち込みを受け付けている自己搬入ヤードは市内に4か所あります。詳しい場所などは後述しますが、持ち込み時に本人確認を行う場合がありますので、運転免許証と車検証の持参するように呼び掛けられています。
磯子区の粗大ごみ持ち込みを受け付けている自己搬入ヤードの場所
横浜市磯子区で粗大ごみを持ち込む場合は、以下の4か所の自己搬入ヤードのいずれかを利用してください。
・鶴見資源化センター
住所:横浜市鶴見区末広町1-15-1(鶴見工場内)
受付時間:9:00~12:00・13:00~16:00
休業日:日曜日・年末年始
・長坂谷ストックヤード
住所:横浜市緑区寺山町745-45
受付時間:9:00~12:00・13:00~16:00
休業日:日曜日・年末年始
・神明台ストックヤード
住所:横浜市泉区池の谷3949-1(神明台処分地内)
※カーナビを使用する場合は「横浜市泉区池の谷3949」と入力
受付時間:9:00~12:00・13:00~16:00
休業日:日曜日・年末年始
・栄ストックヤード
住所:横浜市栄区上郷町1570-1
受付時間:9:00~12:00・13:00~16:00
休業日:日曜日・年末年始
なお、粗大ごみ持ち込みの注意点ですが、受付開始前の9:00前に待機してしまうと、付近の道路が渋滞して交通に影響を及ぼす可能性があるため、必ず時間厳守するようにしてください。また、磯子区から一番近い自己搬入ヤードは、隣の栄区にある栄ストックヤードです。
磯子区の粗大ごみ手数料
横浜市磯子区の粗大ごみの手数料は回収、持ち込みともに同じ金額で品目によって200円~2,200円範囲で決められています。
詳しくは下記の横浜市ホームページの手数料表をご参照ください。
⇒横浜市【粗大ごみ処理手数料表】
磯子区で粗大ごみをお得に出す方法
最後に横浜市磯子区で粗大ごみをお得に出す方法を解説します。ここまでお伝えのとおり、磯子区を含め横浜市では回収、持ち込みいずれの方法でも同額の手数料が発生します。そのため、手間を考えれば回収を利用した方がお得といえます。また、以下の条件に該当する場合は、手数料の減免対象になる可能性がありますので、申し込み時に相談してください。
条件
- 生活保護世帯
- 身体障害1級または2級の認定を受けている方の世帯
- 知的障害A1またはA2の認定を受けている方の世帯
- 精神障害1級の認定を受けている方の世帯
- 重複障害(身体障害3級かつ知的障害B1)の認定を受けている方の世帯
- 介護保険要介護4または5に該当する65歳以上の世帯
- 福祉医療証の交付を受けているひとり親世帯
- 特定中国残留邦人世帯
- 粗大ごみの搬入が難しい70歳以上のひとり暮らしの高齢者(要福祉保健センター長許可)
なお、処分予定の粗大ごみが使用可能であれば、譲渡や売却といった方法でよりお得になる可能性があります。譲渡は知人やジモティーなどのネット掲示板の利用が便利で、売却する場合は、ネットオークション、フリマアプリ、リサイクルショップ、品目ごとの買取専門店などの利用がおすすめです。
万が一、ご自身での粗大ごみ処分が困難なケースや、すぐに処分したいようでしたら、不用品・廃品回収業者に依頼することで手間をかけずに完結します。ただし、料金は他の方法よいも高額な場合が多く、中には悪徳業者も存在するため、相見積もりを依頼するなど複数の業者を比較してから最終決定することをおすすめします。
まとめ:磯子区の粗大ごみについて
以上、横浜市磯子区の粗大ごみの出し方や手順について解説しました。手数料は磯子区では横浜市のルールにより回収、持ち込みともに同じ金額のため、手間を考えると回収を利用した方がお得に粗大ごみを出せます。また、よりお得な粗大ごみの処分を希望している場合は譲渡や売却もおすすめです。その他、一刻も早い処分やご自身での処分が困難な場合は不用品・廃品回収業者への依頼といった方法もあります。
ぜひ、これらをご参考に横浜市磯子区の粗大ごみを適切に処分なさってください。