- 「大理石テーブルを処分したいけど粗大ゴミでいいのかな?」
- 「大理石テーブルを処分しようと思っていろいろ問い合わせたけど、どこも断られた」
大理石テーブルの処分について、上記のような悩みを抱えている人はいません。大理石の処分に悩む人は多くいます。高級感がある大理石テーブルは人気の家具です。しかし引っ越しやレイアウト変更に伴い不要となることもあります。ただ残念ながら、処分を考え問い合わせをすると断られる可能性が比較的高い家具です。
そこで今回は、大理石テーブルの処分方法について解説をします。大理石テーブルの処分で悩まれている人は参考にしてください。
目次
大理石テーブルの処分は粗大ゴミ?
大理石テーブルは、粗大ゴミとして扱われない自治体がほとんどです。天然の大理石は、石灰岩にマグマの熱や圧力が加わったことで変成したものを指します。テーブルとして加工をしていますが、デザインは自然に作られたアートです。同じものは2つとありません。オンリーワンだからこそ人気があります。
しかし、魅力であるオンリーワンの天然自然岩であることが、粗大ゴミとして扱えない理由です。石は産業廃棄物に分類されます。産業廃棄物は、回収を行わない自治体がほとんどです。ただし「絶対に粗大ゴミとして扱われない」といったわけではありません。
産業廃棄物処理を受け入れている自治体もあります。「自治体が産業廃棄物の処理をしてはいけない」と決められているわけではありません。行う自治体もあるので、念のため確認をしてみましょう。また、人工大理石でつくられたテーブルならば粗大ゴミとして扱うといった自治体もあります。
大理石テーブルの処分方法
自治体で処分できれば簡単ですが、断られるケースがほとんどです。粗大ゴミとして処分できなかった場合の方法を紹介します。
再利用を考える
処分方法とは異なりますが、再利用を検討するのもおすすめです。ただし天然の大理石は、素人が簡単に加工できるものではありません。しかし、職人の腕にかかればいとも簡単に加工をしてくれます。処分をするよりも安い費用で新しい家具に変える方法です。
活用法
- 切り分けて小さいテーブルをいくつか作る
- テレビ台
- シューズラック
オシャレなドレッサーテーブルや小さいセンターテーブル、ベッドの横に置くサイドテーブルなど、いろいろな提案をしてみましょう。応えてくれる職人もいます。外で作業をするので運び出すのに苦労をするかもしれませんが、処分するのも同じことです。
せっかくの天然大理石を簡単に処分するのはもったいないと思いませんか?何かしらの方法で再利用してみましょう。
専門店に売却をする
大理石商品を扱う専門店に買取りを依頼する方法もおすすめです。一般的なリサイクルショップは断られるケースが多いので注意をしましょう。売却ではなく、処分料を請求されることもあります。
「大理石テーブル 買取り」と検索すれば、お住いのエリアで買取りサービスを実施している業者が見つかるかもしれません。処分を検討する前に、相談してみることをおすすめします。
ネットを通じて売却をする
ネットを通じて販売する処分方法もおすすめです。手間はかかりますが、利益になります。大理石テーブルの買取り専門店が見つからなかった人は、「メルカリ」や「ヤフオク!」などを利用して売却を検討しましょう。ただし次の点に注意をしてください。
ココに注意
- 出品や発送などの手間がかかる
- トラブルが生じたら対応をしなければいけない
- 買い手が決まらないと処分ができない
初めて出品をする人は時間がかかるかもしれません。必要な情報が足りないと、買い手が見つからない可能性が高いです。早期売却を目指すのならば、人気の出品者のやり方を参考に出品をします。なかなか売れない場合は、条件を変更するなどの対策も必要です。
また、売れたのにトラブルが生じることもあります。「傷がある」など、何かしらのクレームを言われるかもしれません。輸送中に起きたものならば対応が必要です。すんなり済むことがほとんどですが、まれにトラブルに見舞われることもあるので注意をしましょう。
「クレーム不可」などの条件を付ければ防げますが、買い手を付きにくくするかもしれません。買い手がつかなければ処分は先延ばしです。すぐに処分をしたい人は、大きな利益を考えない出品も検討をしましょう。
ほしい人に譲る
大理石テーブルは人気の家具です。売却ではなく譲る方法で、処分費用を削減します。
譲る方法
- 友人や知人、会社の同僚
- 家族や親戚
- ジモティを利用してほしい人を探す
スマホで撮影をし、会社の同僚や知人に紹介をしてみましょう。タイミングが合えば欲しい人が見つかるかもしれません。条件に「運び出す費用だけはそっち持ち」と付け加えておけば、無料で処分ができます。
ジモティの活用もおすすめです。最近はジモティの利用を推奨する自治体も増えてきました。「でも家の場所を知られたくない」と思う人は、近くの公園や広場を受け渡し場所に指定しましょう。
不用品回収業者に依頼をする
とにかくすぐに処分をした人は、不用品回収業者に依頼をしましょう。不用品回収業者に依頼をすれば、即日引き取ってくれるかもしれません。費用はかかりますが、家の中からも持ちだしてくれるので、一番ラクに処分ができます。ただし次の点に注意をしてください。
ココに注意
- 大理石テーブルを扱わない不用品回収業者もある
- 大理石テーブルの処分費用は業者によって異なるので相見積もりを取ること
- 悪徳業者に依頼をしない
口コミを見ると、大理石テーブルを扱わない不用品回収業者もあることがわかります。不用品回収業者に依頼をするときは、サイズを測り大理石テーブルだと伝えましょう。見積もりを確認し、一番安い業者に依頼をします。
また、不用品回収業者の中には悪徳業者もいるので注意をしてください。
ココに注意
- 無料と言いながら回収をしたあと高額請求をしてくる
- 見積額よりも高額な費用を請求してくる
- 費用を受け取っておきながら不法投棄をする
悪徳業者はトラックに乗せたあと豹変する方法が一般的です。「もう作業をしたのだから支払ってもらわなければ困る」など「こちらが正しい」と説明をし、無理やり高額請求を受け入れさせます。中には強面の人が出てくるケースもあるので注意が必要です。
費用を受け取りながら不法投棄をする業者もあります。不用品回収業者に依頼をするときは、口コミを確認するなどして確かな業者に依頼をしましょう。
大理石テーブルの処分方法まとめ
大理石テーブルの処分方法について解説をしました。最後にまとめます。
ココがポイント
- 大理石テーブルは、ほとんどの自治体が受け付けていない
- 粗大ゴミとして処分できない場合は「売却」や「再利用」を検討してみる
- 面倒は嫌、すぐに処分したいと考えている人は不用品回収業者がおすすめ
大理石テーブルをすぐに処分したいのならば、不用品回収業者に依頼をしましょう。ただし悪徳業者には注意をしてください。