お正月の遊び道具として使われる羽子板ですが、子どもが大きくなると要らなくなってしまう人が多いです。何か処分するのにいい方法はないか探している人に、とっておきの処分する方法をいくつか紹介します。
不用品回収として処分することもできますが、それ以外でもたくさん処分方法はあるのでぜひ参考にしてみてください。
目次
羽子板を不用品回収で処分するには
いらなくなった羽子板は不用品回収で処分することが可能です。不用品回収は要らないものであれば、なんでも回収してくれる便利なツールです。しかし、デメリットもあり、利用の仕方を間違えてしまうと損してしまうので、覚えておきましょう。
羽子板を不用品回収で処分する手順
不用品回収で羽子板を処分する方法は、以下の通りです。
- ホームページなどで不用品回収業者を探し、連絡します。この時にある程度処分するものを伝え見積してもらうといいでしょう。処分する日時や場所を伝え、家に来てもらうまで待ちます。
- 当日になれば、処分する不用品を確認し、見積を出してもらいます。
- 両者ともに同意すれば、回収し料金を支払えば処分完了です。
業者によっては、当日に見積するところや、事前にある程度の見積を出してくれるところなど、特徴がさまざまです。処分するものを家の前に出しておかなければいけない業者もいるので、業者選びは慎重に行いましょう。
不用品回収のメリットとデメリット
メリット
冒頭でも言いましたが、不要なものであれば、なんでも回収してくれるのが大きなポイントです。また軽トラックや2t トラックで来るので、量が多かったり、ものが大きかったりしても問題ないことがメリットです。
電話するだけで処分できるので、自分で重たいものを運ぶ必要がなく手間がかからないこともメリットになります。
デメリット
処分費用が高くなるのが一番のデメリットです。捨てるものが少なければ、費用だけが高いので損してしまいます。今回だと、羽子板のみを捨てる場合は、ものと料金がつりあっていないのでおすすめできません。
羽子板とセットで、他にも要らないお正月用品を捨てるなど、別のものも一緒に捨てましょう。
不用品回収業者を依頼するときに気をつけること
不用品回収業者の中には、「悪徳業者」がいるので注意しましょう。悪徳業者は回収に生じて、金品を窃盗したり、回収したものを不法投棄したり、高額請求したりと危険です。
悪徳業者を選ばないために、3つのポイントを意識しましょう。
- ホームページに住所、電話番号、古物商許可証などが詳しく記載されている
- メールや電話などの対応が丁寧・親切
- 見積・保証・契約書等を提示してくれる
とくに国が許可を出している「古物商許可証」がない会社は危険ですので、選ばないようにしてください。羽子板の処分方法はこれだけではないので、他の処分方法を見ていきましょう。
羽子板を処分する5つの方法
不用品回収以外にも羽子板を捨てる方法はたくさんあります。それぞれの捨て方を見ていきましょう。
自治体の燃えるゴミで処分する
一つ目の処分方法は、「燃えるゴミで捨てること」です。一番シンプルで手間もなく、袋に入れて、回収日が来たら捨てるだけなので、何も考えずに捨てることができます。
ある程度数が多くても、まとめて捨てるか、袋を分けて捨てるかで、処分できるので問題ありません。処分費用もかからず、いつでも捨てたいタイミングで捨てられるので一番おすすめです。
フリマサイトで出品する
メルカリやラクマで羽子板を出品して売る方法です。ただ捨てるだけではなく、現金化できるので自分の持っている羽子板によってはおすすめです。100均やホームセンター等で買った羽子板だと、値段が低すぎるので売れにくいためおすすめできません。
実際にメルカリで検索してみると、1,000円~5,000円程度で販売されているものが多いです。希少価値のあるものであれば、1万円以上の値段がついています。自分の持ってる羽子板が売られていないか、チェックしてみましょう。もしあまり値段が付かない場合は、お正月で遊ぶコマ、かるた、凧、など他の商品とまとめて売れば、値段もあがり、まとめて処分できるのでおすすめです。
注意点としては、フリマサイトで出品する場合、売れるまでに時間がかかる(又は売れない)可能性があるので念頭に置いておきましょう。
リサイクルショップで売却する
こちらの処分方法も、処分するだけでなくお金に換えることができる方法です。フリマサイトで出品する方法と違い、値段が上がりにくいというデメリットがあります。
リサイクルショップは、羽子板を買い取った後に自分のお店で販売するため、高く買い取らない、という特徴があります。利益を想定して買取らなければいけないので、必然的に価格は低くなりがちです。
また汚れているもの、古い物、売りにくい物などは買い取ってもらえません。一点からでも買取はしてもらえますが、あまりおすすめできません。
近くにリサイクルショップがなく売りにくい人は、宅配買取や出張買取も行っているので試してみてもいいでしょう。店舗によって対応しているか異なるので、事前にホームページなどで確認してください。
誰かに羽子板を譲る
使わなくなった羽子板は、誰かに譲って処分することもできます。自分の子供が結婚して、子どもが生まれた時にプレゼントしてもいいですし、友達や知り合いにあげてもいいです。
身近な人で譲る相手がいない場合は、SNSで羽子板が欲しい人を募ってみてもいいでしょう。知らない人に譲る場合は、トラブルになる可能性もあるので注意しましょう。
誰かに譲ることで、処分費用もかからず、有効活用もしてもらえるので、身近に欲しい人が現れれば試してください。
神社やお寺で供養する
遊び道具として使用する以外にも、縁起物として羽子板を飾っている人も多いです。そんな人は、処分するときも丁寧に扱いたいのでゴミで捨てることができない、と思う人もいます。
最後まで大切に扱いたい人は、神社やお寺で供養してもらうことをおすすめします。神社やお寺によっては、供養してもらえないところもあるので、事前に問い合わせてください。
小正月(1月15日)に神社で行われる、「どんど焼き」や「お焚き上げ」に持っていくとまとめて供養してくれるのでおすすめです。羽子板だけでなく大切にしているぬいぐるみやおもちゃなども、一緒に供養してもらえるので活用してみてください。
羽子板は必ず供養しなければいけない、というわけではありません。供養するかは気持ちの問題なので、自由に選択しましょう。
自分にあった処分方法で羽子板を捨てよう
羽子板を捨てる方法は、不用品回収だけではありません。他にも処分する方法はたくさんあるので、自分に合った捨て方を選びましょう。今回紹介した6つの処分方法は、それぞれどんな人におすすめかまとめたので参考にしてください。
処分方法 | おすすめの人 |
---|---|
不用品回収業者に依頼 | 羽子板以外にも、処分するものが多い人 |
燃えるゴミ | 万能型なので誰にでもおすすめ |
フリマサイトで出品 | 少しでもお金に換えたい人 |
リサイクルショップで売却 | すぐにお金に換えたい人 |
誰かに譲る | 身近に羽子板を譲る相手がいる人 |
神社やお寺で供養 | 処分するときまで大切に扱いたい人 |
羽子板を捨てる方法に悩んだ方は、本記事を参考に、自分の好きな捨て方を選んでみましょう。