ワインセラーは、ワインを良い状態に保管をするための冷蔵庫ですが、大型で重量があるので処分に困っている人のために記事を書きました。家電リサイクル法に基づいて、正しい方法で処分をしないとトラブルが発生することがあります。
いくつかの処分方法、注意点を書いたので参考にして頂きたいです。
目次
ワインは繊細なお酒なので、ワインセラーで保管をするのが一般的
イタリアやフランス、スペイン、日本などの伝統的なワインは、とても芳醇で渋みや酸味などのバランスが良くとても美味しいお酒です。自宅で晩酌を楽しんでいる人が増えていますが、ワインはとても繊細なお酒なので、湿度や温度、乾燥などで味が変化してしまいます。
ワインセラーは大型の冷蔵庫ですが、ワインの適温の12度から15度に保ったり、乾燥を防いで湿度を70パーセント前後に維持できるのが特徴です。ワインセラーが不要になった時の、処分方法を知りたい人にアドバイスします。
ワインセラーは家電リサイクル法の対象商品
ワインセラーはワインを冷やす冷蔵庫なので、2001年に廃棄物の排出を減らす、資源を有効活用するために2001年に家電リサイクル法ができました。ワインセラーは冷蔵庫なので、家電リサイクル法に基づいて処分をする必要があるため、自治体の大型ゴミ、粗大ゴミとして処分をすることはできません。
資源を有効活用するために、リサイクルが推奨されている商品なのでいくつかの注意点があります。回収、処分をしてもらうためには、料金を支払う必要があるので覚えておきましょう。
自治体の指定の場所にリサイクルをするために持ち込む方法
ワインセラーは冷蔵庫なので、自治体の粗大ゴミ、大型ゴミの日に出すことができないので注意が必要です。事前に住んでいる地域の自治体に電話やメールなどで、問い合わせをしてから手数料分のリサイクル券を購入しておく必要があります。
リサイクル券を購入してから、ワインセラーに貼っておき指定の日時に、回収場所に持参をすると良いでしょう。ワインセラーは重量や大きさがあるので、自分で運搬するのは手間や時間が掛かりますが、費用を抑えて処分ができます。
自治体にリサイクルに出すと有効活用してもらえます
ワインセラーは家電リサイクル法に定められている家電なので、リサイクルを推奨しているため、自治体に回収を依頼する時はリサイクル券を購入する必要があるのである程度は費用は掛かります。ワインセラーの処分で困っている場合は、自治体のスタッフに相談をしてみると良いでしょう。
自治体に依頼することで適正な方法で、リサイクルをしてもらえるので後でトラブルになることはありません。
自分で運搬しなければならないのがデメリットです
ワインセラーは豊富なサイズがあるので、大型の商品を自分で運搬をするのは、時間や手間が掛かってしまいます。友人や知人などに手伝ってもらう必要があるので、他の人に都合が付かないと処分をするのが難しいケースがあります。
自分で運搬をするためには、足腰に負担が掛かってしまったり、必要な大きさの軽トラックなどを用意しなければならないです。費用を抑えることができますが、自分で運搬して持ち込む必要があるので、忙しい人には向いていません。
家電量販店にワインセラーの引き取りを依頼する方法
家電量販店は店舗数が多いため、ワインセラーを新規購入した場合だけの方法ですが、同一商品を購入した時に、同数だけ引き取ってもらうことができます。ワインセラーを購入した日とは、別の日に引き取りを依頼したい場合は、別に送料が発生したり、追加料金が発生することがあるので覚えておきましょう。
大型ではないワインセラーの場合は、自分で家電量販店に持ち込むことができるので、購入した日に引き取りを依頼するのがお勧めです。購入した日に引き取りを依頼すると、追加料金、手数料が発生しないので費用を抑えることができます。
家電量販店はワインセラーだけの引き取りには対応をしていない
家電量販店は不要になった、壊れてしまったワインセラーの引き取りに対応をしていますが、新規購入をせずに引き取りだけを依頼することはできません。ワインセラーを購入しない場合は、不用品回収専門業者に依頼するか、自治体のリサイクルとして出すようにしましょう。
大型家電量販店では、新規購入の場合は引き取りに対応をしてくれる所が多いので、まずはどれぐらいの費用が必要なのか聞いておくと安心です。ワインセラーの大きさ、種類によっても多少は違ってくるので、商品によっては費用が高くなることがあります。
フリマアプリ、メルカリ、ネットオークションにワインセラーを出品する
新品や新古品、海外や日本の人気メーカーのワインセラーは、傷や汚れがなくきれいな状態であれば、フリマアプリ、メルカリ、ネットオークションなどに出品をして、欲しい人に買ってもらうことができます。
スマートフォン、タブレット、パソコンから会員登録ができるので、自分で出品や交換、配送、値引き交渉などに対応をする必要がありますが、売れるとお金を受け取れるのがメリットです。
頻繁にフリマアプリ、メルカリを利用している人は、やり取りに慣れているのでお勧めします。
すぐに買い手が付かないことがある
フリマアプリ、メルカリ、ネットオークションは、状態の良い商品、人気メーカー、海外メーカーの商品は値段が付くことが多いです。
ワインセラーは数多く出品されているため、詳しい製品情報を記載したり、写真を載せないとすぐに買い手が付かないことが多くなります。
引っ越しや遺品整理などで短時間でワインセラーを処分したい場合は、すぐに買ってくれる人が見つからないことがあるので、別の方法で処分をしたほうが良いでしょう。
値引き交渉やクレーム処理なども行う必要があるので、多少のデメリットがあります。
不用品回収専門業者にワインセラーの回収を依頼する方法
不用品回収専門業者は家電リサイクル法の対象商品でも、回収、運搬、搬出、廃棄などに対応をしているので、急いでワインセラーを処分したい人にお勧めします。
自治体のリサイクルに出す場合は、指定の日時、回収場所に持ち込む必要があるので、忙しい人は利用するのが難しいです。不用品回収専門業者は自分の都合の良い日時を指定できるので、忙しい人も利用しやすくなります。
悪徳業者が存在するので注意しましょう
不用品回収専門業者は、一部には悪徳業者が存在するため、無料回収、低価格で回収を語っていても、トラックなどに運搬をしてから高額な請求をされることがあるので避ける必要があります。
適正な方法で廃棄、処分ができないと不法投棄のトラブルが、発生することがあるので利用しないことが大事です。
ワインセラーは家電リサイクルに基づいて処分をする必要があるので、信頼できる専門業者に依頼しましょう。
古物商許可、一般廃棄物処理業許可の専門業者を利用したい
数多くの不用品回収専門業者が存在しますが、適正な方法でワインセラーの回収、リサイクルを行っている専門業者を選ぶ必要があります。古物商許可、一般廃棄物処理業許可を得ている、不用品回収専門業者は適正な料金、回収方法を実施しています。
処分したいワインセラーの大きさ、種類によっても料金が違ってきますが、大型の場合は費用が高くなることがあります。
仕事や家事、育児などで忙しく、急いでワインセラーを処分したい人にお勧めします。
リサイクルショップに査定を依頼する方法
新品や新古品、人気海外、国産メーカーのワインセラーは、捨てるのはもったいないので、リサイクルショップに査定を依頼しましょう。出張査定、買取に対応をしているお店を選んでおくと、大型で運搬をするのが難しいワインセラーの査定をしてもらえます。
希望の日時にスタッフが訪問をして、査定を行っているので金額に納得ができたら、その場でお金を受け取ることができます。
大型のワインセラーは運搬は大変ですが、スタッフは慣れているので回収、運搬をしてくれます。
傷や汚れがある、古い物は値段が付かないことがある
ワインセラーはリサイクルショップで査定ができますが、傷や汚れが目立っていたり、年式が古い場合は値段が付かないことが多いです。自分で運搬をしても、値段が付かないと持ち帰る必要があるので、事前に引き取りが可能か聞いておくと安心です。
ワインセラーをリサイクルショップのスタッフに、査定を依頼する時は年式が新しく、状態が良い商品だけにしましょう。
海外や国内の人気メーカー、年式が新しい商品は値段が付くことが多いので、まずは査定を依頼するのがお勧めです。
まとめ
ワインセラーは、ワインを良い状態で保管をするための冷蔵庫なので、家電リサイクル法に基づいて処分が必要です。自治体の大型ゴミ、粗大ゴミとして処分はできないので、リサイクル料を支払う必要があります。
新品や新古品、人気のメーカーの商品は、値段が付くことがあるのでフリマアプリ、メルカリ、リサイクルショップなどを利用すると良いでしょう。大きさや重量があるので、処分に困っている人は記事を参考にして欲しいです。