子どもが大きくなると不要になるもののひとつが学習机です。学習机はサイズが大きく、粗大ごみで捨てればいいのか、他に捨てる方法があるのか悩む人もいると思います。そんな方のために本記事では、学習机を捨てる方法を7種類も紹介します。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合った捨て方を選んで捨てましょう。また賢く捨てるためには処分費用も気にしなければいけません。そこで処分費用ごとに処分方法を紹介するので、参考にしてください。
目次
学習机を「無料」で処分する方法
最初に紹介する処分方法は、お金をかけない方法です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
解体して燃えるごみで処分
学習机の多くは木製でできているので、解体すれば燃えるごみで処分することができます。パーツによっては、燃えるごみで処分できないものもあるので、捨てる際にはしっかり分別して捨てましょう。
燃えるごみで処分できれば、処分費用もゼロ円で好きなタイミングで処分することができるので便利です。
しかし学習机を解体するときは、ノコギリなどの工具が必要になります。DIYなどの経験が少ないと苦戦するかもしれません。また不慣れな方は、解体時にケガをする恐れがあるので気をつけましょう。
・メリット
自分の好きなタイミングで処分できる。
・デメリット
解体するのに時間や労力、工具などが必要になる。不慣れな方だと解体しにくい。
学習机が欲しい人に譲る
お子さんがいる家庭が身近にある人は、学習机を譲って処分することもできます。近所の人や、自分の孫など、必要そうな人に聞いてみましょう。もし、身近にいない場合は、ネットで募集してみる方法もあります。
ネットで募集するほうが。貰い手を見つけやすいというメリットはありますが、知らない人なので、トラブルが起きる可能性がある、というデメリットもあります。学習机を譲る前に、しっかりやり取りを交わし、揉めないように気をつけましょう。
・メリット
有効活用してもらえる。場合によってはお返しがもらえる。
・デメリット
貰い手を見つけるのが難しい。
児童養護施設や福祉施設に寄付する
児童養護施設や福祉施設など学習机を寄付できるところがあります。NPOやNGOでも寄付を受け付けていますが、学習机のような大型荷物は寄付できない可能性もあるので確認してください。
学習机は大型なので、寄付できるとことも限られてきますが、無料で処分できる候補として考えておきましょう。
・メリット
有効活用してもらえる。社会貢献活動ができる。
・デメリット
寄付できるところを探すのが手間。
学習机を「有料」で処分する方法
次は学習机を処分する際に、処分費用がかかってしまう方法です。処分費用はかかりますが、確実に処分できるためそれぞれの特徴を見ていきましょう。
自治体の粗大ごみで処分する
学習机を処分する際に思いつきやすく、あまり手間のかからない処分方法が「粗大ごみで処分する」ことです。自治体の粗大ごみを利用する場合は、自治体によってルールや費用が異なるので、事前に確認しておきましょう。
粗大ごみで学習机を処分する手順は以下の通りです。
- 学習机を処分する旨を自治体に伝え、捨てる場所、日時、費用を聞きます。
- 粗大ごみを捨てるときは専用のシールを貼らなければいけないので、コンビニや役所、郵便局などで処理費用に必要な金額分を購入しましょう。
- 学習机にシールを貼り、指定された場所、日時に捨てれば処分完了です。
自治体のほとんどが月に一回程度しか粗大ごみを回収しないので、自分の好きなタイミングで処分できないというデメリットがあります。しかし、自分でごみ処理施設まで持っていけばすぐに処分することが可能です。持っていく場合は、事前に電話などで連絡しましょう。
・メリット
処分費用が安い。簡単に捨てられる。国が処分するので不法投棄などの心配がない。
・デメリット
好きなタイミングで処分できない。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収は、要らないものであればなんでも回収してくれる便利な業者です。直接家まで回収に来てくれるため、手間もかからず、量が多くても問題ありません。しかし、処分費用は高いです。そのため、不用品回収業者に依頼する場合は、まとめて処分することをおすすめします。
不用品を回収することができるのは、国から「古物商許可証」を得た業者のみです。しかし、許可を得ていない悪徳業者が多く存在しているので注意しましょう。悪徳業者の危険性や選ばないコツを簡単にまとめたので、参考にしてください。
悪徳業者の危険性
- 回収に紛れて家のものを盗まれる
- 見積と異なり、高額請求される
- 回収した不用品を不法投棄される
悪徳業者を選ばないコツ
- ホームページに住所、電話番号、古物商許可証などが詳しく記載されている
- 電話やメールなどの対応が丁寧で親切である
- 見積書、保証書、契約書などをわかりやすく提示してくれる
・メリット
不用品をまとめて処分できる。手間がかからない。
・デメリット
処分費用が高い。悪徳業者がいる。
学習机を「お金に換えて」処分する方法
最後はただ処分するだけでなく、お金に換えることができる方法です。お金に換えれば新しく買い替える資金源にもなるので、おすすめです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
リサイクルショップで売却する
リサイクルショップでは、お店に直接持っていくと即日買取してくれるので、すぐにお金に換えることができます。そのためすぐに処分したい人におすすめです。もしリサイクルショップに直接持っていけない場合は、出張買取を利用しましょう。
家に直接買取に来てくれるので、重たい学習机を運ぶ手間がありません。店舗によって対応していないこともあるので、事前に確認しておきましょう。
リサイクルショップで売却する注意点としては、壊れているものや劣化が激しいものは買取不可になる可能性が高いので、処分することができません。
また、買取ってもらったとしても、あまり高く売れないことが多いので、少しでも高く売りたい人は、次に紹介する「フリマサイトで売却する」方法を参考にしてください。
・メリット
即日で処分することができる。
・デメリット
あまり高く売れない。(または買取不可になる)
フリマサイトで売却する
メルカリやラクマなどフリマサイトで出品することで、学習机を処分することができます。実際にメルカリで検索してみると、1万円~5万円と幅広く商品が売られています。種類も豊富にあるので、一度自分の学習机と似たものが売られているか見ておきましょう。
学習机とセットでイスや引き出しなど、付属して売ったり、個々で売ったりできるので売りやすいです。需要もあるので、時間のある人は試してみてください。
・メリット
お金に換えて処分できる。
・デメリット
種類によっては売るのに時間がかかる(又は売れない)。
自分に合った捨て方を選んで学習机を処分しよう
全部で7種類の処分方法を、処分費用に着目して紹介してきました。賢く売るためには、無料または、お金に換えて処分する方法がおすすめです。とくに状態のいい学習机を持っている方は、売却してみてください。
処分方法によって、メリット・デメリットがあるので、特徴を理解することが大切です。そして理解した上で、自分に合った捨て方を選び、学習机を処分しましょう。