小型家電が壊れたり、不具合が発生すると処分して買い換えが必要になります。小型家電回収ボックスに入れておくと、無料で回収してもらえます。一辺の長さが30㎝以下の場合は、不燃ゴミに出すことができるため、処分手数料を抑えることが可能です。
一辺の長さが30㎝を超える場合は、粗大ゴミに出すことできるため、戸別回収を予約したり、クリーンセンター、ゴミ処理施設に直接持ち込んで処分できます。他の処分方法を下記に記載したので、最適な方法を選んで頂きたいです。
小型家電は重量が軽く、コンパクトなので費用を抑えて処分できます。
目次
小型家電は壊れると処分が必要です
電気シェーバーや加湿器、携帯電話、タブレット、電気ポットなどは小型家電に分類されています。平成25年4月に小型家電リサイクル法が施工されており、家電に使用されている金属などの資源を採取したり、ゴミの減量化を図っています。
家電リサイクル対象品目の冷凍冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、エアコン、テレビなどはリサイクル料金、処分手数料などが発生します。小型家電の場合はリサイクルに出しても回収処分手数料は無料なので、経済的な負担が少なくなります。
小型家電リサイクルボックスに入れて処分する
壊れてしまったり、傷や汚れが目立ってきた小型家電は、値段が付かないので買い替えが必要になります。
市役所や公民館、家電量販店などに小型家電リサイクルボックスが設置されています。電気シェーバー、携帯電話、タブレット、ドライヤーなどの家電は、小型家電リサイクルボックスに入れておきましょう。
無料で回収してくれますし、大切な資源を有効活用してもらえます。
自治体の不燃ゴミとして処分する
一辺の長さが30㎝以下の小型で軽量の家電は、自治体の不燃ゴミとして処分をすることができます。
自治体のルールやマナーを守る必要があるため、公式ホームページ、電話などで収集日などを確認しておきましょう。不燃ゴミに出す時は指定のゴミ袋に入れてから、収集日の指定の時間までに決められた場所に出しておきます。
ゴミ袋代だけで小型家電を処分できるため、経済的な負担を減らすことができます。
粗大ゴミとして処分する
一辺の長さが30㎝を超える家電は、自治体の粗大ゴミとして処分ができます。
戸別回収は自宅にスタッフが訪問して、小型家電を回収してくれますが、基本的には有料なので粗大ゴミ処理券が必要です。戸別回収は事前予約制の所が多いため、処分したい家電の種類、大きさ、数などを伝えておくと処分手数料がわかります。
粗大ゴミ処理券は商店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアなどで購入できます。
粗大ゴミ処理券を貼っていないと回収できない
戸別回収は自分でゴミ処理施設に持っていけない人には、大変便利なサービスです。
収集日に処分したい家電に粗大ゴミシールを貼ってから、建物の外に出しておくことで回収、処分をしてくれます。粗大ゴミ処理券を貼っていない、金額に過不足があると回収できないので覚えておきましょう。
マンションなどの集合住宅の場合は一階下に下ろしておく、指定の集積所に出しておきます。
クリーンセンター、ゴミ処理施設に持ち込んで処分する
粗大ゴミ回収は戸別回収の他には、クリーンセンター、ゴミ処理施設などに直接持ち込んで処分することができます。
戸別回収は1回に出せるゴミの数、品目などに制限がありますが、小型家電、大きめの家電でも回収、処分、廃棄に対応しています。家電リサイクル法の対象品目、パソコンやタブレットなどは回収できませんが、一般的な家電の場合は対応しています。
粗大ゴミに分類されるか迷った時は、事前に電話や受付などで聞いておくと安心です。
戸別回収よりは処分手数料が安い
クリーンセンター、ゴミ処理施設に持ち込む時は、自分や家族で搬入する必要がありますが、戸別回収よりは処分手数料が安いです。
処分したいゴミの数、重量によっても多少は違いますが、小さい家電の場合は比較的安いのが魅力です。重量を測定したら処分手数料がわかるため、指定の場所にゴミを出してから現金で支払うことが多いです。
小銭やお札などの現金を用意したり、市町村民であることを証明するために、身分証明書の提示が必要になります。
リサイクルショップに査定を依頼する
新品や新古品、傷や汚れのないきれいな状態の小型家電は、値段が付くことが多いため、リサイクルショップに査定を依頼しましょう。
リサイクルショップは店舗数が多く、利便性の高い立地にあるので忙しい人も利用しやすいです。リサイクルショップは店頭買取の他に、出張買取に対応している所が増えているため、自分の都合の良い日時を指定できます。
買取専門店に比べると査定額が低くなりがちですが、少しでもお金にしたい人にお勧めです。
買取専門店に査定を依頼する
新品や新古品、人気のメーカーやブランドの小型家電は、値段が付くことが多いため、買取専門店に査定を依頼すると良いでしょう。
買取専門店は家電に詳しいスタッフが担当するので、リサイクルショップよりは高値になることが多いです。購入した時の箱や付属品、取り扱い説明書などがある場合は、持参をすることで値段が上がることがあります。
スタッフが査定した金額に納得ができたら、その場で現金を受け取ることができます。
フリマアプリ、ネットオークションに出品する
新品や新古品、限定品、人気のメーカーブランドの小型家電は、フリマアプリ、ネットオークションに出品できます。
フリマアプリ、ネットオークションは会員登録は無料になっており、誰でも利用できるので人気が高いです。自分で商品の写真撮影をしたり、家電のサイズ、メーカー、ブランド、機能などを詳しく記載する必要があります。
なるべく詳しい情報を提供することで、幅広い年代が関心を持つため買い手が付きやすくなります。
すぐに買い手がつかないことがある
フリマアプリ、ネットオークションは、インターネットの接続環境が整っていると気軽に出品できるのが良い点です。
その反面出品者が多いため、すぐに買い手がつかないことがあるため、急いで小型家電を処分したい人には向いていません。家電の状態によってはクレームが付いたり、値引き交渉をされることもあるのでデメリットもあります。
クレーム処理、値引き交渉などに対応できる人向けのサービスです。
友人や知人など欲しい人に譲る
加湿器、電気シェーバー、ドライヤーなどの家電は、新品や新古品などの状態の良い物は友人や知人などに譲ることができます。
小型家電を必要としている人には、譲ってあげることで感謝をしてもらうことができます。状態の良い物、きれいな物だけに限定されますが、お金を受け取らなくても良い人に向いている方法です。
小型家電は価格がリーズナブルな商品が多いため、友人や知人も気兼ねをせずに受け取ってくれます。
地元の掲示板サイトで欲しい人を探す
友人や知人などに小型家電が欲しい人がいない場合は、地元の掲示板サイトで欲しい人を探すことができます。
自分が住んでいるコミュニティーの中から、欲しい人を探せるため、フリマアプリ、ネットオークションに比べるとトラブルが少ないです。新品や新古品など状態の良い家電のみですが、欲しい人に譲ることで感謝してもらえます。
自分にとっては不要な物でも、欲しい人は大切に使ってくれるため、メリットのある方法です。
不用品回収専門業者に依頼する
小型家電が大量に不要になった時、他に処分したい大型ゴミがある場合は、不用品回収専門業者に依頼すると良いでしょう。
出張費、人件費、燃料代などが発生するため、粗大ゴミ回収よりは料金が高めになります。仕事や家事、育児などが忙しく、粗大ゴミ回収を利用しにくい人にもお勧めの方法です。
自分で都合の良い日時を指定できますし、大量の不用品がある場合でも短期間で回収してくれるのがメリットです。
まとめ
小型家電が家電リサイクル法の対象品目の場合は、家電量販店や市役所に設置している小型家電リサイクルボックスに入れることで、回収処分をしてくれます。一辺の長さが30㎝以下の小さい物は、不燃ゴミに出せますし、30㎝以上の家電は粗大ゴミに出すことができます。
戸別回収、クリーンセンターに持ち込む場合でも処分手数料は有料ですが、費用を抑えて処分できます。状態の良い物は値段が付くことが多いため、買取専門店、リサイクルショップなどに査定を依頼すると良いでしょう。
お金がいらない場合は欲しい人に譲る、地元の掲示板サイトで欲しい人を探す方法などもあります。
最後まで記事を読んで頂きまして、ありがとうございました。