原付バイクは家電や家具とは違って、簡単にゴミとして出すことはできません。廃車手続きを完了させて、登録情報の抹消をしておくことが大事です。廃車手続きが終わっていないと、自動車税の請求が来るので覚えておきましょう。
50CC以下の原付バイクは、自治体によっては粗大ゴミに出すことができます。状態の良い物はバイク買取専門業者に依頼する、リサイクルショップに査定を依頼する、メーカの下取りに出すなどの方法があります。友人や知人などに譲る場合でも、廃車手続きが終わっていることが大事です。
自宅のガレージ、倉庫に保管したままで、処分に困っている人に向けて記事を書きました。ぜひ参考にして頂きたいです。
目次
原付バイクを処分する前に廃車の手続きが必要
自宅のガレージや倉庫に使わなくなった、壊れて動かなくなった原付バイクを保管したままの人が多いのではないでしょうか。家電や家具とは違って、簡単に粗大ゴミ回収に出すのは難しいです。
使わなくなった、壊れてしまった原付バイクを処分する前に、廃車の手続きを完了させる必要があります。バイク買取専門業者に依頼すると廃車の手続きは代行してくれますが、自分でも手続きができるので覚えておきましょう。
廃車手続きをしないと自動車税が発生する
ガレージや倉庫に原付バイクを保管したままで、処分方法がわからず悩んでいる人が多いのではないでしょうか。動かなくなり、使っていない場合は、早めに廃車手続きをしないと自動車税が発生してしまいます。
廃車手続きが完了していると自動車税は発生しませんが、手続きが終わっていないと請求が来てしまうので注意が必要です。廃車手続きとは国の登録情報から、原付のバイクの情報をを抹消することなので、手続きが終わると道路を走行させることが出来なくなります。
自分で廃車をする方法
原付バイクを処分するためには、自分でも手続きができるので覚えておきましょう。標識交付証明書は自分の所有物であることを証明する書類なので、ナンバープレートの返却、印鑑などの手続きが必要です。
標識交付証明書はヘルメットケース、バイク工具ケースの中にあるので、事前に用意しておきましょう。ナンバープレートは返却が必要なので、取り外しておきます。
必要書類と印鑑が揃っている場合は、市役所、区役所でも廃車の手続きができます。
ナンバープレート、標識交付証明書は再発行できる
自分で廃車をするためには必要書類が必要ですが、無くしてしまった時は標識交付証明書を無料で再発行してくれます。ナンバープレートは、1000円前後で再発行してもらえるので、長く使っていなくて紛失した時でも廃車の手続きはできるので安心です。
印鑑は実印ではなくても、銀行などで使用している認印でも問題はありません。廃車の手続きが完了していないと、原付バイクを処分、廃棄はできないので覚えておきましょう。
50CC以下のバイクは、粗大ゴミ回収を依頼できる
50CC以下の原付バイクは、自治体の粗大ゴミとして出すことが可能です。戸別回収を依頼する場合は、有料なのでコンビニやスーパーマーケットなどで粗大ゴミ処理券を購入する必要があります。
粗大ゴミ回収を依頼するメリットは、処分手数料を抑えることができますし、適正な方法で処分、廃棄をしてもらえる点です。自治体のルールや決まりを守って、ゴミを出す必要があるので事前に問い合わせをしておきましょう。
友人や知人、家族など欲しい人に譲る
新品や新古品、年式が新しく状態の良い原付バイクは、友人や知人、家族などの欲しい人に譲る方法があります。友人や知人など欲しい人に譲る時でも、廃車手続きを済ませる必要があるので覚えておきましょう。
定期的に点検やメンテナンスをしており、傷や汚れが少なく、状態の良い原付バイクだけを譲る必要があります。欲しい人には感謝してもらえますし、自分も処分方法を考える必要がなくなります。
譲った後に故障をしてしまうと、トラブルの原因になるので状態の良い物だけを譲ることが大事です。
リサイクルショップに査定を依頼する
近くにリサイクルショップがある場合は、原付バイクの査定を依頼すると良いでしょう。
リサイクルショップは店舗数が多く、出張買取に対応している所が多いので忙しい人は利用しやすいです。新古品や新品、年式が新しい商品など状態の良い物は、値段が付くことが多くなります。
年式が古い、破損などがある場合は買取ができないので覚えておきましょう。
バイク買取専門業者に査定を依頼する
新品や新古品、傷や汚れが少なく、走行距離の短い原付バイクは、値段が付くことが多いのでバイク買取専門業者に査定を依頼しましょう。数多くの専門業者が存在するので、口コミやレビューでも評価の高いお店を選ぶことが大事です。
一か所だけで決めてしまうと損をすることがあるため、売却益を出したい場合は複数のお店で査定を依頼する必要があります。インターネットの一括見積もりサイトを利用すると、高値で買取をしてくれるお店を見つけやすいです。
メーカーの下取りサービスを利用する
原付バイクが古くなったり、燃費が悪くなったので買い替えを予定している場合は、メーカーの下取りサービスを利用できます。下取りになるので値段が付かないこともありますが、適正な方法で処分、廃棄をしてくれるので便利です。
店舗で査定を依頼することができるため、金額に納得できたら下取りを依頼すると良いでしょう。少しでもお金を受け取ることができると、買い替えをする時の資金にすることができます。
二輪車リサイクルシステムを利用して処分する
原付バイクが壊れて動かない時は、バイクの部品、パーツなどを修理することで再利用ができます。
公共財団法人自動車リサイクル促進センターは、使わなくなったバイクを無料で処分できるのが良い点です。二輪車リサイクルシステムは矯正ではないですが、バイクパーツや部品をリサイクルすることができます。
使わなくなった原付バイクを無料で処分したり、引っ越し前に直接持ち込むことで処分、廃棄をしてくれます。
バイクの必要なパーツを再利用できる
二輪車リサイクルシステムは、強制ではないですがパーツや部品をリサイクルして再利用してもらえます。
長く使用していた原付バイクなので、リサイクルをして資源を使ってほしい人が多いのではないでしょうか。仕事や家事、育児などで忙しい人は、実店舗で査定をする必要があるので不便さを感じる場合があります。
自宅のガレージ、倉庫などに眠らせたままの場合は、利用を検討してみると良いでしょう。
廃車手続きが終わったらバイクは走行できない
原付バイクは廃車の手続きが完了すると、国の登録者情報から消えてしまうため、道路や公道などを走行できません。走行させると違反になってしまうため、適正な方法で処分、廃棄をしてもらいましょう。
原付バイクは家電や家具とは違って、ナンバープレートの返却、廃車手続きを終わらせておくことが大事です。バイク買取専門店を利用すると、自分で廃車手続きはしなくて良いので忙しい人には便利です。
不用品回収専門業者に依頼する
急いで原付バイクを処分したい、引っ越しや転勤を予定している場合は、不用品回収専門業者に依頼しましょう。
不用品回収専門業者は土日や祝日も対応しており、自分で都合の良い日を指定することができます。破損や傷が多かったり、壊れている原付バイクを処分したい時、別のゴミが大量にある場合は利用すると良いでしょう。
不用品回収専門業者は重量や大きさのあるゴミの、運搬、回収に慣れているのでスピーディーな対応ができます。
一部には悪徳業者が存在する
原付バイクを処分したい時は、不用品回収専門業者に依頼すると適正な方法で処分、廃棄をしてもらえます。
一部には悪徳業者が存在するので、高額な費用を請求されたり、トラブルが発生することがあります。自治体の指定の不用品回収専門業者を利用すると、原付バイクの回収、処分に対応しており適正な料金なので安心です。
悪徳業者は不法投棄をしている可能性があり、依頼したほうも処罰を受けるので注意が必要です。
まとめ
原付バイクを処分する時は、廃車手続きを完了させる必要があるため、必要書類や印鑑を用意したりナンバープレートの返却が必要です。廃車の手続きが完了しないと、自動車税の請求が来てしまうので早めに終わらせる必要があります。
新品や新古品などの状態が良いバイクは、バイク買取専門業者に買取を依頼する、リサイクルショップに買取を依頼する方法などがあります。新品に買い替えをする場合は、メーカーに下取りを依頼する方法もあります。
50CC以下の原付バイクの場合は、自治体によっては粗大ゴミとして出すことができます。
最後まで記事を読んで頂きまして、ありがとうございました。