機密書類などを処分するのに役立つシュレッダーですが、不要になったり、壊れたりすれば、処分することになります。粗大ごみで捨てるべきか、他に捨てる方法があるのか、気になる人もいるでしょう。
そんな方のために本記事では、シュレッダーを捨てる方法をたくさん紹介します。自分に合った処分方法が見つかると思うので、参考にしてください。
目次
シュレッダーの処分は粗大ごみ?
シュレッダーを粗大ごみで捨てることは可能です。粗大ごみで捨てる場合はサイズの大きい場合に限ります。小さいシュレッダーであれば、燃えないゴミで処分できるため、わざわざ粗大ごみで捨てる必要はありません。
粗大ごみを捨てる場合は、自治体によってルールや費用が異なるので必ず事前に確認しておきましょう。粗大ごみで処分する手順は以下の通りです。
- シュレッダーを捨てることを自治体に連絡します。捨てる場所、日時、費用を一緒に聞いておくとスムーズに処分することができます。
- 粗大ごみを出すには、専用のシールが必要です。コンビニや郵便局などで「粗大ごみ専用シール」を処理費用分、購入しましょう。
- シュレッダーにシールを貼り、指定された場所・日時に捨てれば処分完了です。
粗大ごみは月に一回程度しか回収されないので、好きなタイミングで処分できない、というデメリットがあります。しかし、自分でごみ処理施設に持っていけばすぐに処分することが可能です。事前に電話などで捨てに行くことを連絡し、自分で持っていけば処理できます。
・メリット
国が処分するので不法投棄される心配がない。処分費用も数百円程度なので安い。
・デメリット
自分の好きなタイミングで処分できない
シュレッダーを処分する6つ方法
シュレッダーを処分する方法は、粗大ごみ以外にも6つあります。それぞれ特徴(メリット・デメリット)や処分費用が異なるので、自分に合った処分方法を見つけましょう。
自治体の燃えないゴミで捨てる
自治体が指定している袋に入るサイズであれば、燃えないゴミで処分することができます。燃えないゴミは、回収日も多く自分の好きなタイミングで処分でき、処分費用もかからないので簡単に捨てることができます。
何も気にせず捨てられるので、サイズが小さいものは燃えないゴミで処分しましょう。
・メリット
処分費用がかからない。自分の好きなタイミングで処分できる。
・デメリット
とくにありません。
自治体の回収ボックスで捨てる
電動のシュレッダーであれば、小型家電リサイクル法の対象となるので、自治体の回収ボックスなどで捨てることができます。回収ボックスなどを設置しているかは、自治体によりことなるので、事前に確認しましょう。
市役所などで回収していることが多いですが、回収ボックスに入らないものは粗大ごみとなります。ほとんどの場合、回収ボックスは無料で処分できるので、最寄りの役所に持っていって処分しましょう。
・メリット
処分費用がかからない。
・デメリット
役所まで持っていく必要がある。自治体によっては回収していない。
シュレッダーが欲しい人に譲る
壊れていないシュレッダーであれば、家族や友達、知り合いなどでシュレッダーが欲しい人に譲り、処分することができます。身近な人にシュレッダーが必要か聞いてみましょう。
もし、身近にシュレッダーが欲しい人がいない場合は、ネットで探すことも可能です。ジモティーなどを活用すれば、近くに住んでいる人で、貰い手が見つかるかもしれません。
知らない人にシュレッダーを譲る場合は、トラブルにならないように気をつけましょう。事前にしっかりやりとりし、決まり事を決めて揉めないように注意してください。
・メリット
処分費用がかからない。有効活用してもらえる。
・デメリット
貰い手を見つけるのが難しい。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収は、要らないものであればなんでも捨てることができ、また一度にまとめて処分することができます。家まで直接取りに来るので、手間がかからず便利です。
しかし、処分費用は高いです。運搬費や出張費などを含めた金額になるため、シュレッダーしか捨てない場合は高くなるのでおすすめできません。シュレッダー以外にも捨てるものがたくさんある方にはおすすめです。
不用品回収業者に依頼する場合、悪徳業者に注意しなければいけません。国の許可を得ていない業者が、回収していることもあるので悪徳業者を選ばないコツや危険性を知っておきましょう。
悪徳業者の危険性
- 回収品を不法投棄される
- 理由をつけて高額請求される
- 回収に紛れて家にあるものを盗まれる
悪徳業者を選ばないコツ
- ホームページに住所、電話番号、古物商許可証などが詳しく記載されている
- 見積書、保証書、契約書などをわかりやすく提示してくれる
- 電話やメールなどの対応が丁寧で親切である
・メリット
一度に大量の不用品を捨てることができる。なんでも捨てられる。手間がかからない。
・デメリット
処分費用が高い。悪徳業者がいる。
フリマサイトで売却する
メルカリやラクマなどフリマサイトで出品して売却することで、処分することができます。ただ処分するだけでなく、お金に換えることができるので、賢く捨てられるのが特徴です。
メルカリで売られている商品を見てみると5,000円~20,000円程度が多いです。商品の種類(メーカーや型番など)や、状態によって値段が大きく異なるので、自分のシュレッダーがどのくらいの値段で売られているか見てみましょう。
リサイクルショップと違ってお店を介さないので、比較的高く売ることができます。少しでも値段を高く売りたいならリサイクルショップよりもおすすめです。
・メリット
処分するだけでなく、お金に換えることができる。
・デメリット
商品によって売れるまでに時間がかかる。(又は売れない)梱包、やりとりなどが手間。
リサイクルショップで売却する
フリマサイトで売るよりも安くなってしまいますが、リサイクルショップの場合は即日売ることができるので、すぐに処分することができます。
急いで処分したいときはリサイクルショップ、時間があって高く売りたいときはフリマサイト、といった感じに使い分けてもいいでしょう。どちらも第一前提として、壊れているものは売れないので注意しましょう。
もし近くにリサイクルショップがない場合は、出張買取や宅配買取を利用することをおすすめします。直接店舗に行かなくても、売却できるので試してみてください。店舗によっては対応していないこともあるので、事前に確認しておきましょう。
・メリット
すぐに処分(現金化)することができる。
・デメリット
高く売れない。(又は売れない商品もある)
自分に合った処分方法を選んでシュレッダーを捨てよう
合計7種類の捨て方を紹介してきましたが、それぞれ特徴が異なるので、自分に合った捨て方がどれか悩んでしまう人もいると思います。そのため、それぞれの処分方法がどんな人におすすめなのかおさらいするので、参考にしてください。
処分方法 | こんな人におすすめ |
---|---|
粗大ごみで捨てる | 大型のシュレッダーで、処分費用を抑えたい人 |
燃えないごみで捨てる | 誰にでもおすすめな処分方法 |
自治体の回収ボックスで捨てる | リサイクルして社会貢献したい人 |
誰かに譲る | 身近に貰い手がいる人 |
不用品回収業者に依頼する | シュレッダー以外にも捨てるものがたくさんある人 |
フリマサイトで売却する | お金に換えて処分したい人 |
リサイクルショップで売却する | すぐにお金に換えて処分したい人 |
メリット・デメリットやこんな人におすすめを参考に、自分に合った捨て方を選びましょう。