液晶テレビの処分方法を解説します。費用を無料にする方法は不用品回収での出し方などご参考になさってください。
目次
液晶テレビの処分方法
液晶テレビの処分方法は大きく分けて、以下の二通りに分けられます。
- 家電リサイクル法に基づいて処分
- 売却や譲渡による処分
それぞれの詳しい方法は次項で解説します。
ちなみに、液晶テレビは2001年に家電リサイクル法の本格施工により粗大ごみとして処分ができなくなりました。リサイクル可能な家電製品は可能な限り再利用してごみを減らす目的がある法律ですので、くれぐれも粗大ごみや不法投棄など不正な処分をしないようにご注意ください。
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液晶テレビの家電リサイクル法に基づいた処分方法
液晶テレビを家電リサイクル法に基づいて処分する場合は、基本的にリサイクル券を購入して所定の場所へ依頼します。具体的な手順や処分可能な場所は以下のとおりです。
液晶テレビの家電リサイクル法に基づいた処分の手順
液晶テレビの家電リサイクル法に基づいた処分の手順は、依頼先によって若干異なりますが、基本的には、取り扱い場所へ申し込みの上、家電リサイクル券を購入して引き取ってもらう流れです。
主な依頼先は、家電量販店、指定取引場所、自治体指定業者などです。
液晶テレビの買い替えを検討している場合は、家電量販店を利用することで新しいテレビの購入時に処分の対応もしてもらえます。また、指定取引場所での処分は持ち込みのみの対応です。最寄りの指定取引場所は下記のページからご確認いただけます。
⇒一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター【指定取引場所検索】
なお、指定取引場所に液晶テレビを持ち込む場合は、事前に液晶テレビのメーカーとサイズを控えて、郵便局で家電リサイクル券を購入してください。そして、購入したリサイクル券に必要事項を記入の上、液晶テレビに貼り付けて指定取引場所に持ち込みます。
その他、お住いの市区町村で紹介してもらえる場合もありますが、多くの自治体は上記の指定取引場所を案内しているようです。
家電リサイクル法に基づいた液晶テレビの処分は、法律に準じた方法のため、最も安全で確実ですが、利用が難しい場合は、後述する他の処分方法もご検討ください。
液晶テレビの家電リサイクル法に基づいた処分費用
液晶テレビを家電リサイクル法に基づいて処分する場合の費用は、リサイクル券が15インチ以下1,870円、16インチ以上2,970円です。（2023年3月現在）これに依頼先によって運搬費が加算されます。
ご参考までに主要家電量販店の運搬費を以下の表にまとめました。
家電量販店ごとの液晶テレビの運搬料金
| 家電量販店名 | 液晶テレビの収集運搬料金 |
|---|---|
| ヤマダ電機 | 1,650円 |
| ケーズデンキ | 1,650円 |
| ビックカメラ | 1,650円 |
| エディオン | 1,100円(32インチ以下)1,650円（33インチ以上） |
| ヨドバシカメラ | 550円 |
合計すると、15インチ以下が約3,520円、16インチ以上が約4,620円の処分料金が家電量販店で液晶テレビを処分する場合に必要です。なお、家電量販店で液晶テレビを処分する場合は、店舗にてリサイクル券を購入できます。
液晶テレビの売却や譲渡での処分方法
液晶テレビは、家電リサイクル法に基づいた方法以外に売却や譲渡でも処分可能で、以下のような方法があります。
方法
- リサイクルショップや買取専門店で売却
- ネットオークションやフリマアプリで売却
- 知人またはジモティーなどで譲渡
これらは液晶テレビを無料で処分できるだけでなく、売却で利益を得ることも可能です。また、この他にも料金が発生しますが、不用品回収業者に依頼して液晶テレビを処分してもらえます。
それぞれの詳しい液晶テレビを処分の方法は以下をご参考になさってください。
液晶テレビをリサイクルショップや買取専門店で売却する方法
まだ使用可能な液晶テレビであれば、中古品としての需要がありリサイクルショップや買取専門店が査定の上、買い取ってもらえる可能性があります。業者によっては出張査定も行っていますので、お近くのリサイクルショップや買取専門をリサーチしてみましょう。
また、仮に査定の結果、液晶テレビに価格が付かなくても無料で引き取ってもらえる場合もあります。少しでも利益が見込めて、費用をかけずに液晶テレビを処分したい場合におすすめの方法です。
液晶テレビをネットオークションやフリマアプリで売却する方法
多少時間がかかっても、1円でも高く液晶テレビを売却したい場合は、ネットオークションやフリマアプリの利用をおすすめします。この方法は、ご自身で自由に価格設定ができることから、リサイクルショップや買取専門で売却するよりも利益になる可能性があります。
ただし、必ずしも買い手が見つかるとは限らず長期戦になることも珍しくありません。処分予定の液晶テレビの同等品がどのくらいの価格で取引されているかなど相場のリサーチなども必要です。
また、買い手が見つかった場合は、梱包や送付といった手間も生じます。
液晶テレビの譲渡での処分方法
液晶テレビは家電製品の中では趣向品に分類されるものの今や生活必需品と言っても過言ではありません。そのため、できるだけ費用を掛けずに手に入れたいと考えている方も多いです。こういった知人がいれば、無料で液晶テレビを処分できます。もちろん、まだ使用可能といった最低条件は必要ですが、家電リサイクル法の手続きも不要で手軽です。
また、知人で液晶テレビを探している方が見つからなければ、ジモティーのような掲示板サイトで譲渡先をみつけることもできます。ただし、こちらのサービスは見ず知らずの相手に譲渡するため、後々のトラブル防止の意味でも液晶テレビの状態は可能な限り正確に伝える必要があります。
なお、ジモティーでは、フリマアプリのように液晶テレビに価格をつけて販売も可能です。
液晶テレビを不用品回収業者で処分する方法
液晶テレビは、不用品回収業者への依頼による処分も可能です。料金はかかりますが、最短即日対応の業者もあり、スピーディーに処分できるため、今すぐ液晶テレビを片付けたいとお考えであれば、お近くに不用品回収業者に相談してみましょう。
ただし、悪徳業者なども存在しますので、複数の業者に相見積もりなど依頼して納得した上で、決定することおすすめします。悪徳業者とは、主に一般廃棄物処理業の許可を受けていない、または自治体の委託を受けていない業者を指します。
こういった悪徳業者は、不法投棄、不適正処理などを行っている可能性もあり、液晶テレビの処分を依頼することで間接的に違法行為加担している事にも繋がりかねませんので、十分ご注意ください。
ちなみに、料金は不用品回収業者によって異なりますが、液晶テレビ単体の処分であれば、おおよそ7,000円～10,000円前後が相場です。また、パック料金を設けている不用品回収業者もあり、液晶テレビ以外に不用品があれば、一緒に回収してもらえます。
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まとめ：液晶テレビの処分方法や費用について
以上、液晶テレビの処分方法や費用について解説しました。基本的には家電リサイクル法に基づき、リサイクル券を購入して家電量販店や指定取引場所での処分が可能です。
もし、費用を掛けずに処分したい場合は、リサイクルショップや買取専門店の他、ネットオークションやフリマアプリでの売却で利益を得られる可能性もあります。この他、無料での処分を検討している場合は、譲渡もおすすめです。
また、とにかく液晶テレビの処分に時間を掛けたくない場合は、他の方法よりも料金は高い場合が多いですが、不用品回収業者への依頼で実現します。
ぜひ、これらを方法をご参考に、液晶テレビを適切に処分なさってください。